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Channel: クルミドコーヒーのブログ
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【12/24(日)】クリスマスの朝、最終回

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みなさま、こんばんは。

スタッフのおきいです口笛

 

クルミドコーヒーのクリスマスウィークも始まり、

一気に華やかな雰囲気の日常ですね。

 

 

最近の私は、

ドイツのクリスマスマーケットの動画をよく観ていますクリスマスツリー

白い息を吐きながらホットワインを飲んだり、

やたらと動きが速い移動遊園地のメリーゴーランドや観覧車に釘付けになったり笑、

雨に濡れる旧市街の石畳にイルミネーションが溶ける景色に胸がきゅんとしたり。

いつかこの季節に行ってみたいものですね。

 

さてさて。

私たちのクリスマスってどういうものだろう?

以前、クルミドコーヒーのクリスマスを象徴するビーフシチューがなくなったとき、

みんなで何度も話し合いました。

 

その中で

「日常と非日常のあいだ」

「静謐な時間」

という言葉が出てきました。

 

豪華で煌びやかな料理を出すことは難しくても

この空間で味わえるものがある。

遠回りをして色々探してみたけれど、

もうすでにここにあったのでした。

そんなことからクリスマスの朝は

始まりました。

 

クルミドコーヒーには、

いろんな顔があります。

朝の顔、昼の顔、夜の顔。

季節によっても感じ方が変わります。

 

ピーンと張り詰めた湿気のない寒い朝。

わくわく、きらきら!というよりは、

教会にいるような厳かで静謐な空間。

ここ数年心がぽっかり空いてしまった何かを

埋めるのは

私にとって願いというより、

祈りに近い時間でした。

 

思い返してみると、

朝の教会にいるような時間だから、

白と黒でお揃いのものが着たいね。

よし、男性はすっきりとしたスタンドカラーの

シャツ。

私は讃美歌を歌う聖歌隊のような服装で。

「日常と非日常のあいだ」だから、

素敵なホテルで目の前でローストビーフを

切り分けるように

お客さんの目の前で珈琲を淹れたり、

シュトーレンをカットして。

これってちょっと特別な時間だよねって。

どうしたらもっとこの空間を味わってもらえるのかを考えることは

私たちにとっても、貴重な時間となりました。

 

 

始まりの冬の朝。

この日のためにスタッフが選んでくれたBGM。

目の前のお客さまだけのために、

一杯一杯丁寧にハンドドリップで珈琲を

お淹れします。

その傍らにはシュトーレン。

最後の晩餐でキリストが弟子たちと

パンを分け合ったように、

ホールのシュトーレンをその場で

切り分けます。

祈りと感謝を込めて。

 

 

 

 

コーヒークリスマスの朝ナイフとフォーク

日にち:2023年12月24日(日)

時間:9:00-11:00(ラストオーダーは10:45)

メニュー:「クリスマスブレンド」と「シュトーレン」のセットのみ

※小さなキミにはジュースもお出しできます。

価格:1,200円

(屋台のようなキャッシュオンスタイルです)

 

 

 

今年で8年目の『クリスマスの朝』。

タイトルにもありますように、今年を最終回とさせていただきたいと思っています。

続けていくことの大切さや、

続けることで見える世界。

それは本当にかけがえのないものです。

そうも思いながら、

自分たちが考えて作ってきたクルミドコーヒーのこの時間を

今いるフレッシュなスタッフに、

バトンを渡していきたい気持ちが

芽生えています。

終わることを悲しむというよりは、

わくわくした想いで繋いでいきたいのです。

どうかご理解いただけますと幸いです。

 

最後のクリスマスの朝、お楽しみくださいませクリスマスツリー

 

 

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