どうもこんにちは。かげやまです。
音の葉の夕べ
トリオカルディアシリーズ
お２人目は
フルート奏者、日野真奈美さんです。
Facebookなどで
日野さんをフォローしていますと
ここのところの彼女の
国内にとどまらない
ご活躍の様子が伝わってきます。
「世界最高/世界最強」とも称される
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団のジャパンツアーに
サポートメンバーとして参加したり
（フランス人じゃないのに！）
日露文化交流事業の一環で
ロシアに渡ったかと思うと
ウラジオストク国際音楽コンクールに参加し
フルート部門で第１位となったり
（すごい
）
ご本人はいたって謙虚で
こうした枕詞で紹介されることを
とっても嫌がりますが
実際、なかなかない
すごいことだと思います。
そうした一方
ヴァイオリンの星野沙織さん
ピアノの高橋亜侑美さんとともに
トリオカルディアとしても活動。
こうして書くと
これまた順風満帆で…と
お感じになられるかもしれません。
ただ彼女にお話を聞くと
ひとつの「岐路」に立っていると
言います。
「これまで
声をかけてもらえたら、とにかくやろうと思って
本当にいろんなことをやってきました。
だから学生の頃なんか
ものすごく忙しかった（笑）
ただ、ここから『その先』を考えると
どれも中途半端にはできないという
気がしている。」
Ａか、Ｂか、はたまたＣか。
何かを拾うということは
何かを捨てるという判断でもあり
簡単なことではありません。
「吹奏楽の指導で
学校をまわったりするのもすごく楽しい。
気が付くと、自分が先生から言われてきた言葉を
自分も生徒に使っていたりして。
そういう『指導の言葉』が
少しずつ自分のものにもなってきたことを
感じています。」
２７歳。
そういうときでしょうか。
そんな日野さんが今回吹いてくださいますのは
バッハの
「無伴奏フルートのためのパルティータ」
しかも、４つの楽章をすべて。
今回は、ぶっ通しで聴くという形ではなく
「音の葉の夕べ」らしく
途中に解説を加えながら、という形に
させていただこうと思いますが。
前回の星野さんの回（「シャコンヌの夜」）でも
第１～４楽章があっての第５楽章なんだという話
ありましたね。
クラシック音楽
オムニバス系のＣＤがそうであるように
ついつい、いいとこ取り、つまみ食い
したくなってしまいますが
やっぱり、通しではじめて一つの曲というところも
あるのでしょうからね。
そういう楽章を通したコンサートなんかも
やってみたいねという話
先日、企画メンバーでもちょうどしていたところでした。
個別楽章を吹くだけでも
十分大変な曲なのですが…。
日野さん、ありがとうございますm(_)m
音の葉の夕べ
日時： 2014年5月22日（木） 19：30～20：45頃
参加費： 2,000円（ワンドリンク込み） *ぶんじ、使えます。
中学生以下 1,000円
定員： 15名
進行役： かげやま
お申込み： メールかお電話にてご予約承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321（9時～23時までOK）
ちなみに
日野さんの書き込みが入った
実際の楽譜がこちら。
よく見ると、中ほどに棒人間がいたりします（笑）
そうした譜面解説（書き込み解説？）なんかも
時折交えながら。
みなさまのお越しを、お待ちしております
日野真奈美（ひの・まなみ）
ピアノを３歳、フルートを１４歳から始める。
国立音楽大学附属中学・高等学校を経て、国立音楽大学を卒業。同大学大学院修士課程修了。研究奨学金授与。第１４回ヤマハ新人演奏会、第３７回フルートデビューリサイタル、レインボウ２１サントリーホールデビューコンサート等に出演。第8回ウラジオストク国際音楽コンクール第1位。第１３回万里の長城杯国際音楽コンクール一般の部第１位。第３回横浜国際音楽コンクール第３位、第１０回大阪国際音楽コンクール管楽器部門Ａｇｅ－Ｕ入選。２０１０年・２０１３年、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団ジャパンツアーに参加。
フルートを玉村三幸、大友太郎、野原千代、立川和男、佐久間由美子の各氏に、演奏法を板倉康明氏に師事。現在、国立音楽大学演奏補助員。＜ハーツ・ウインズ＞＜トリオカルディア＞メンバー。２０１４年３月パームツリーミュージックより『CONCENTRATION』をリリース。
日野真奈美のブログ：pino mosso
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バッハと棒人間 ～日野真奈美：音の葉の夕べ（5/22）～
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