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Channel: クルミドコーヒーのブログ
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2014年の、トマトまるごとトマトジュース Ⅰ

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6つとまと包む…

ああ・・つい、
トマト王国流の挨拶をしてしまいました。
いきなり、すみません。

どうも、こんにちは、いまだです。


さて、前回のエントリでもお伝えいたしましたが、
昨年に引き続き、今年もクルミドコーヒーでは
期間限定(6/9~6/29)で
トマトジュースをお出しいたしますトマト

トマトを提供してくださるのは、
昨年に引き続き、国分寺榎戸農園の榎戸秀晃さん

tomato 4

榎戸さんから、農業やトマトに関する
熱いお話を聞くたびに
「新進気鋭」
という言葉が勝手に思い浮かぶのですが、

農業界では若手の榎戸さんも、
来年で就農10年を迎えるそうだ。

就農した際に、10年後を想像し、
目標をいくつか設定したそうですが、
今は、当時は想像もしていなかったレベルまで来ているとのこと。

ただ、その一方、
「でも、全くまだまだ。常に上を目指して行かないと」と、
口癖のようにいつもおっしゃいます。


昨年の8月、トマトの収穫も落ち着いたかなと思い、
ふらり農園を訪れると、
もう既に次のシーズンのトマトの研究をされていた。

「本に書いてあったやり方よりも
 もっといい方法があると思っていて。」

本に書いてあることも、少しでも疑わしければ、
実際にやって確かめてみる。
肥料の配合、温度の調節、葉の残し方、水のやり方…
トマトの状態を確認しながら、1つ1つ、やり方を選択していく。


tomato 3

「もうこれは実になっても大きくならないか、奇形になります」

そう言って、花の時点で見極めを行い、
いくつかの花を、素早く摘んでいく。

この方法により、トマトの木にかかるストレスを減らし、
結果的に秀品率も収穫量も上がるという。

この方法は、論理的というだけでなく
実際、トマトの木も気にかけてもらっていて
嬉しそうだったのが印象的だった。

今年は、そのかいあってか、トマトの木の調子が
近年で一番よいみたいマッチョ

tomato 5


tomato 7

こうして出来たトマトは、本当にきれい。


そして、今、目の前にあるトマトは、
榎戸さんの10年弱の技術や想いの積み重ねがあって
出来ているんだなぁ

榎戸さんのトマトを畑で丸かじりさせていただき、
そんなことを思っていると、

「ただ、それでも、天候には勝てないのが農業なんです。」
 自然の力には敵わない。」
「工業製品とは違うんですよね。」

と、榎戸さんが僕に教えてくれた。

いくら技術を培っても、自然の力には敵わないことがあるということ。
頭ではわかっていたけど、改めて聞くと
どきっと大きく胸がざわついた。




そして、最後にはなりますが、
榎戸さんのトマトを今年も使わせていただけるのは、
地域通貨ぶんじプロジェクトがあってこそのこと。

昨年、榎戸さんがお支払いの一部に
ぶんじを受け入れてくださったのですが、

お客さんがクルミドコーヒーでぶんじを使い、
その裏面に「トマトジュース美味しかった」というメッセージを
残してくださると、それをすぐさま榎戸さんに見せにいくことが出来ました。

地域通貨ぶんじがあると、
そんなことも出来るんですね手紙


さて、長くなってしまいましたが、
いよいよ6/9(月)から、トマトジュースの提供となります。
長くなってしまいましたので、
ジュースの詳細は、別の記事でm(_ _)m


サルもトマト盛るさ…


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