6つとまと包む…
ああ・・つい、
トマト王国流の挨拶をしてしまいました。
いきなり、すみません。
どうも、こんにちは、いまだです。
さて、前回のエントリでもお伝えいたしましたが、
昨年に引き続き、今年もクルミドコーヒーでは
期間限定(6/9~6/29)で
トマトジュースをお出しいたします
トマトを提供してくださるのは、
昨年に引き続き、国分寺榎戸農園の榎戸秀晃さん
榎戸さんから、農業やトマトに関する
熱いお話を聞くたびに
「新進気鋭」
という言葉が勝手に思い浮かぶのですが、
農業界では若手の榎戸さんも、
来年で就農10年を迎えるそうだ。
就農した際に、10年後を想像し、
目標をいくつか設定したそうですが、
今は、当時は想像もしていなかったレベルまで来ているとのこと。
ただ、その一方、
「でも、全くまだまだ。常に上を目指して行かないと」と、
口癖のようにいつもおっしゃいます。
昨年の8月、トマトの収穫も落ち着いたかなと思い、
ふらり農園を訪れると、
もう既に次のシーズンのトマトの研究をされていた。
「本に書いてあったやり方よりも
もっといい方法があると思っていて。」
本に書いてあることも、少しでも疑わしければ、
実際にやって確かめてみる。
肥料の配合、温度の調節、葉の残し方、水のやり方…
トマトの状態を確認しながら、1つ1つ、やり方を選択していく。
「もうこれは実になっても大きくならないか、奇形になります」
そう言って、花の時点で見極めを行い、
いくつかの花を、素早く摘んでいく。
この方法により、トマトの木にかかるストレスを減らし、
結果的に秀品率も収穫量も上がるという。
この方法は、論理的というだけでなく
実際、トマトの木も気にかけてもらっていて
嬉しそうだったのが印象的だった。
今年は、そのかいあってか、トマトの木の調子が
近年で一番よいみたい
こうして出来たトマトは、本当にきれい。
そして、今、目の前にあるトマトは、
榎戸さんの10年弱の技術や想いの積み重ねがあって
出来ているんだなぁ
榎戸さんのトマトを畑で丸かじりさせていただき、
そんなことを思っていると、
「ただ、それでも、天候には勝てないのが農業なんです。」
自然の力には敵わない。」
「工業製品とは違うんですよね。」
と、榎戸さんが僕に教えてくれた。
いくら技術を培っても、自然の力には敵わないことがあるということ。
頭ではわかっていたけど、改めて聞くと
どきっと大きく胸がざわついた。
そして、最後にはなりますが、
榎戸さんのトマトを今年も使わせていただけるのは、
地域通貨ぶんじプロジェクトがあってこそのこと。
昨年、榎戸さんがお支払いの一部に
ぶんじを受け入れてくださったのですが、
お客さんがクルミドコーヒーでぶんじを使い、
その裏面に「トマトジュース美味しかった」というメッセージを
残してくださると、それをすぐさま榎戸さんに見せにいくことが出来ました。
地域通貨ぶんじがあると、
そんなことも出来るんですね
さて、長くなってしまいましたが、
いよいよ6/9(月)から、トマトジュースの提供となります。
長くなってしまいましたので、
ジュースの詳細は、別の記事でm(_ _)m
サルもトマト盛るさ…
↧
2014年の、トマトまるごとトマトジュース Ⅰ
↧