やばい、好きになっちゃいそうです(笑)
小林奈那子さん
チェロ奏者
こんな写真になってくると
もうモデルさんにしか
見えないわけですが
猫におそわれたり
ポニーに食べられたり
ワカメちゃんだったり
写真、見ているだけで
楽しいです
大学では
文学部 ドイツ文学専攻
チェロ自体は
中学生のころから
始められたそうですが
まさか自分が
チェロ奏者として
自分の人生をつくっていくことになるとは
若き日の小林さん
思ってはいなかったんではないでしょうか。
自分が元々
小林さんとお会いしたのも
クルミドコーヒーをつくってくれた
カフエ マメヒコで
演奏されているのを見たのが最初。
コンサートホールを出て
カフェのような場所で演奏することにも積極的で
クラシック以外の曲を弾くことにも
抵抗がなく
そういう話だけを聞くと
よくいえば柔軟、臨機応変
でも、わるくいえばなんでもありな
音楽家に見えてしまうかもしれませんね。
でも実は、小林さん
自分は本当は誰よりも
authenticな(真正の)クラシックの曲が好きなのだと
言います。
大学卒業後
東京芸術大学の古楽器専攻に進学。
クラシックのルーツを探ります。
ときは17~18世紀
当時の音楽を
当日の楽器で再現するとどうなるか。
作曲家はどんな気持ちで
音楽をつくり、演奏していたのか。
いまだに
J.S.バッハの誕生日(3/21)の頃となると
ヨハネ受難曲やマタイ受難曲など
バッハの大曲に取り組むことも
小林さんにとって
とても大事な時間となっているようです。
「毎年この時期をバッハの作品とともに過ごせることは、西洋音楽に関わる者として半ば義務のようでも使命のようでもあり、それに従うことは至福の時間であることは間違いありません。」
ただ、ただですね
「お客さんが気になる」のだと
彼女は言います。
時代が違い
音楽環境が違い
聴く人も違う
だったら
楽器を(古楽器から)
持ち替えるべきなんじゃないのか。
「音楽は
作曲家や演奏家のものでも
聴き手のものでもなく
きっと『場』にあるものだと思うんです。
究極の答えがあるわけでもなく
今日の正解と
明日の正解とはきっと違う」
大会やコンクールで
いい成績を修めることには興味がなく
演奏技術をきわめようとする
求道家でもない。
「私が一番やりたいのは
いい時間が
その人の中に残ること」
そのとき、そこにしかない音楽を
クルミドコーヒーでご一緒できること
こんなに楽しみなことはありません。音の葉の夕べ
日時: 2016年4月21日(木) 19:30~20:45頃
参加費: 2,000円(ワンドリンク込み) *ぶんじ、使えます。
中学生以下 1,000円
定員: 15名
進行役: 影山知明
お申込み: メールかお電話にてご予約承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(10時半~22時半までOK)プログラム
ヨハン・セバスチャン・バッハ
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・無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
・無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
昨年、小林さんが
クルミドコーヒーで
演奏してくださったとき
無伴奏チェロ組曲の4番が合うと
感じてくださったんだそうです。
それは
彼女が4番に「時間」のテーマを感じ
一方、お店の水出し珈琲器具が
ポタポタとコーヒーを落とす様子は
まるで砂時計のようだからと。
そこで当日は
ひとつ趣向を凝らしまして
4番の曲のテンポに合わせて
コーヒーを落としてみようと思います。
そして
落としたコーヒーを
みなで飲んでみませんか?
それはひょっとしたら
無伴奏チェロ組曲 第4番の
味がするかもしれません?チェロ:小林奈那子(こばやし・ななこ)さん
プロフィール
慶応義塾大学在学中より演奏活動を開始。
東京芸術大学大学院在学中に、ハンガリー国立リスト音楽院に留学。
拠点のブダペストを始め、ドイツ、オーストリアを中心に、各地での演奏活動を経て、2008年に帰国。
現在の活動はクラシック音楽だけに留まらず、ポップスアーティストのサポート、様々なアート作品とのコラボレーションも積極的に行い、多岐に渡る。
好きな曲
J.S.バッハ シュープラー・コラール集
第1曲「目覚めよ、と我らに呼ばわる物見らの声」
オルガンという楽器も、バッハという作曲家も大好きで、いろいろと弾いたり聴いたりしているのですが、どんな気分の時に聞いても自分の心にすっと染み渡って感動させてくれる名曲です。
初めて自分が編曲に挑戦した曲でもあります。
小林奈那子 Official Web
楽しみですね。
みなさまのお越し、お待ちしております
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そのとき、そこにしかない音楽を ~小林奈那子:音の葉の夕べ(4/21)~
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