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旅する楽譜 ~バロックの夕べ:鶴田洋子、鷲見明香(1.22)~

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バロック

じゃじゃ~ん

スペシャルな企画を
お届けできる運びとなりましたビックリマーク

古楽研究の
第一人者が集まる
オランダ・アムステルダム音楽院で
マスターディプロマを取得した2人の日本人。

バロックフルートの鶴田洋子さん
バロックヴァイオリンの鷲見明香さん

1月25日(日)には
東京オペラシティ近江楽堂でのコンサートを控えられる
お2人によるデュオ・コンサート
「音の葉の夕べ」のスペシャルバージョンとして
お届けできることとなったのです合格

鷲見さんからのメール

「バロックヴァイオリンとは、いわゆる17世紀、18世紀に使われていたヴァイオリンで、見た目は同じですが、弦の素材が羊の腸を縒って作られたガット弦であったり、弓の形が現在のものと違うことで、当時に書かれた音楽、いわゆる有名なバッハやその同時代人、またそれよりもさらに100年以上遡った作品などを、いわゆる現在使われているヴァイオリンでは出せない多彩な音色で演奏できる楽器です。」

そうか
バロックの時代の曲たちを
バロックの楽器で演奏する。

バロックの空気を今に。

「バロックの曲は
 楽譜に書かれていない部分が多い分
 演奏家に任されている要素が多いんです。

 もちろん背景を理解しながらですが
 演奏家なりの着想やテイスト、装飾で
 音を奏でていく。

 クラシックではありますが
 実はジャズに近いような気すらしています。」

特に今回は
17世紀後期から18世紀中期における
フランスとイタリアの様式の出会い

そしてそれらがドイツで
ギャラント様式として結実していく様子
9人の作曲家、9つの作品を拾い上げながら
順を追ってご紹介していきます。
(よく分からなくても大丈夫ですw)

そう、それはまさしく
楽譜が旅をしていくように。


音譜旅する楽譜:バロックの夕べ音譜

日時: 2015122日(木) 19:30~21:00
参加費: 2,500円(ワンドリンク込み) *ぶんじ、使えます。
    中学生以下 1,000円
定員: 20名
進行役: 影山
お申込み: メールかお電話にてご予約承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(9時~23時までOK)


おんぷプログラムおんぷ

・オトテール・ル・ロマン
  「エコー」フルートのための作品集第1巻作品2より (1708)
・フランソワ・クープラン
  趣味の融合、もしくは新しいコンセール集より第13番(1724)
・ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ
  フルートとヴァイオリンのための6つのソナタより第1番ト長調 (1734)
・ヨハン・セバスチャン・バッハ
  「音楽の捧げもの」より王のテーマとカニカノンBWV1079 (1747)
・ゲオルグ・フィリップ・テレマン
  二声のための18 のカノン・メロデュー第2番ト短調TWV40:119(1738)
・カール・エマニュエル・バッハ
  フルートとヴァイオリンのためのデュエットH.598

などなど、充実のラインナップでお届けます。


リコーダーバロックフルート:鶴田 洋子(つるた・ようこ)さん

鶴田洋子

12歳よりフルートを始め、その後18歳まで鈴木章浩、高市紀子の各氏に師事。
東京芸術大学にて故・中野富雄、木ノ脇道元、金昌国の各氏の下でモダンフルートを、前田りり子氏にバロックフルートを学び、室内楽を三上明子氏に師事。
卒業した2009年よりオランダ・アムステルダム音楽院に留学しハリー・スタレフェルドの下で現代音楽を学び、2012年からは同音楽院でバロック・フルートをマルテン・ロートに師事している。
ヨーロッパで研鑽を積みながら次々と演奏活動を重ね、その足跡はオランダ、ベルギー、ドイツ、イタリア、ハンガリー、台湾など多方にわたる。
在学中よりオーケストラメンバーとしてもオランダバッハ協会(De Bachvereniging)、バッハ・コレギウム・ジャパンで演奏。

https://yokotsuruta.wordpress.com


ヴァイオリンバロックヴァイオリン:鷲見 明香(すみ・あすか)さん

鷲見明香

幼少より父・鷲見康郎にヴァイオリンの手ほどきを受ける。都立芸術高校音楽科、東京藝術大学音楽学部古楽科卒業、同大学院修士課程修了。大学院在学中の2009年よりアムステルダム音楽院へ留学、2014年マスターディプロマを取得。2013年度国際H.I.F.ビーバーコンクール(オーストリア)にてRomanus Weichlein賞を受賞。ウィーン・コンツェルトハウスにてデビューコンサートを行う。
Fons Harmonicus(2014年度ユトレヒト古楽音楽祭フリンジ聴衆賞)、Seconda Pratica (2014年度Ambronay Young Ensemble Residency)、Ensemble Odysee(CD「Serenate Napoletane」)などオランダを拠点とした若手アンサンブルの中心メンバーとしてブルージュ古楽音楽祭、アンブロネ音楽祭に招聘されるなど精力的に活動を行うかたわら、オランダ・バロック・ソサエティ(オランダ)、アンサンブル・ザイース(フランス)、アンブロネ・ヨーロッパ・バロック・アカデミー(フランス)、アカデミア・モンティス・レガリス(イタリア)などのメンバーとしてヨーロッパ各地でオーケストラ奏者としても活躍する。
「17世紀後期ボローニャ楽派とコレッリ」を近年の研究課題としており、奏法、装飾法の研究、ボローニャ楽派の知られざるヴァイオリン・ソナタの楽譜の校訂などを行っている。
これまでにバロックヴァイオリンを小野萬里、渡辺慶子、若松夏美、ルーシー・ファン・ダール、ソフィー・ジェント各氏に、アンサンブルを鈴木雅明、鈴木秀美、アンナー・ビルスマ、シギスファルト・クイケン、ヴァルター・ファン・ハウヴェ、アルフレード・ベルナルディーニの各氏に師事。

http://www.asukasumi.com


やや欠け月これまでの音の葉の夕べ
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 マリンバと走る ~長澤彩:マリンバ(12/18)~
 離れることで奏でられる音 ~伊藤亘希:クラシックギター(11/27)~
 一つの音でうたう ~田口裕:チェロ(10/16)~
 サックス、2つの世界 ~赤木俊祐:サックス(9/25)~
 しゃべるように叩く ~三矢真之:パーカッション(8/14)~
 天からの声 ~小武内茜:ファゴット(7/10)~ 
 ドイツの美しい曲 ~高橋亜侑美:ピアノ(6/5)~
 バッハと棒人間 ~日野真奈美:フルート(5/22)~
 シャコンヌの夜 ~星野沙織:ヴァイオリン(4/17)~
 ウィリアム・ギロック ~新明知美:ピアノ(3/27)~
 寄り道 ~下払桐子:フルート(2/20)~
 
 
バロック3

みなさまのお越し、お待ちしておりますビックリマーク


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