バッハ『無伴奏チェロ組曲』
ドビュッシー『シリンクス』(フルートの無伴奏曲)
突然ですが、ここでクエスチョンです。
(世界ふ○ぎ発見!風に)
今回、音の葉の夕べでは、
これらの曲がプログラムに入っているのですが、
一体、何の楽器を使って演奏されるのでしょうか
フルートとチェロの音域を考えると・・・
弦楽器と木管楽器・・・
正解は・・・
バリトンサックス
でした
(タイトルで答え言ってますよね・・・m(_ _)m)
■
今回の音の葉の夕べでお迎えする
サックス奏者の石山佳奈(いしやま・かな)さん
音の葉の主宰・ながはらさんからオファーが来た際、
「よしっ、バリトン1本でやろう!!」と決心されたそうです。
中学校に入り、
テナーサックスや、アルトサックスに憧れて
吹奏楽部に入部するも、身長を理由に
バリトンサックスの担当に。
高校2年生のときに音大受験を決意すると
バリトンサックスでは受験できないことが発覚(当時)
その後、急いでアルトサックスを購入し、猛練習。
音大に入ると、試験の曲はいつもアルトサックスかソプラノサックスの指定。
と、どこへ行っても
「バリトンサックス=特殊楽器」という扱い。
そんな中、石山さんの背中を押したのは
バリトンサックス1本でリサイタルを開いているサックス奏者
栃尾克樹さんの存在でした。
「バリトンサックス1本で演奏会なんて出来るんだ。」
「私もこんな風に出来るかな。」
その後、意を決してサックスの中でも一番高価である
バリトンサックスを購入。
大学時代、そして卒業後
バリトンサックスを中心に、
でもバリトンのみに限らず、
ソプラノ、アルト、テナーそれぞれを使い、
色々な演奏の場、指導の場を
日々、重ねられてきました。
そして今回、
自らがバリトンサックス1本、ソロで演奏する最初の機会として、音の葉の夕べを選んでくださいました。
「サックスの音がいい!」 というよりも、
「この音いい音。」と思って近づいたら、
「あ、これ、サックスなんだ!」というのがいいなと。
サックスを超えたいい音。
バリトンサックスだったら、それに近づける気がするんです。
打ち合わせのとき
石山さんが少し前のめりになって聞かせてくれた言葉の残響が
まだ自分の中にあるような。そんな感じがしています。
2月の静かな夜
石山さんが奏でる音に、皆で耳をすませてみませんか音の葉の夕べ
日時: 2015年2月26日(木) 19:30~20:45頃
参加費: 2,000円(ワンドリンク込み) *ぶんじ、使えます。
中学生以下 1,000円
定員: 15名
進行役: 今田 順
お申込み: メールかお電話にてご予約承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(9時~23時までOK)プログラム
・バッハ『無伴奏チェロ組曲』 第一番
・ドビュッシー『シリンクス』
・ボノー『カプリス』
・トマジ『エヴォカシオン』
など
サックス:石山佳奈(いしやま・かな)さん
千葉県出身。東京音楽大学卒業。
2012年尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトワールディプロマ科修了。
2012年10月~2014年3月埼玉県警察音楽隊サクソフォン奏者として勤務。
第6回横浜国際コンクール 室内楽一般の部 第3位
これまでにサクソフォーンを石渡悠史、小串俊寿、波多江史朗の各氏に、
室内楽を石渡悠史、中村均、中村均一の各氏に師事。
Duo-ishiyama-akaki(サクソフォンデュオ)、Four Seasons Saxophone Quartet
源~Minamito~(ラージアンサンブル)メンバー
石山さんのブログこれまでの音の葉の夕べ(2014年2月以降)
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旅する楽譜 ~バロックの夕べ:鶴田洋子、鷲見明香(1.22)~
マリンバと走る ~長澤彩:マリンバ(12/18)~
離れることで奏でられる音 ~伊藤亘希:クラシックギター(11/27)~
一つの音でうたう ~田口裕、チェロ:音の葉の夕べ(10/16)~
サックス、2つの世界 ~赤木俊祐:サックス(9/25)~
しゃべるように叩く ~三矢真之:パーカッション(8/14)~
天からの声 ~小武内茜:ファゴット(7/10)~
ドイツの美しい曲 ~高橋亜侑美:ピアノ(6/5)~
バッハと棒人間 ~日野真奈美:フルート(5/22)~
シャコンヌの夜 ~星野沙織:ヴァイオリン(4/17)~
ウィリアム・ギロック ~新明知美:ピアノ(3/27)~
寄り道 ~下払桐子:フルート(2/20)~
みなさまのお越しを
お待ちしております
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バリトンサックスなら近づける。~石山佳奈:音の葉の夕べ(2/26)~
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