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Channel: クルミドコーヒーのブログ
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日本コーヒー文化学会

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みなさま

 

どうもこんにちは。

スタッフのいまだですにひひ

 

突然ですが、みなさま

日本コーヒー文化学会なる学会があることをご存知でしょうか珈琲 Wite

 

恥ずかしながら、自分、その名前は知りながら

これまで深く知ろうとすることはありませんでした。

 

しかし、今年2016年

いつもクルミドコーヒーの豆をつくってくれている

菊地珈琲・菊地博樹さんのご紹介により

クルミドコーヒーも、日本コーヒー文化学会の賛助会員として

末席に加わらせていただくことになりました。

 

 

そして、先日

年に一度の年次集会があり、

そちらに参加してきましたビックリマーク

 


講演が2本の後、6つの分科会に分かれての講義
その後、懇親会(残念ながら自分は参加できず…)

というスケジュールだったのですが、

 

これが、まあ、楽しかったのです!!

 

 

1本目の講演のテーマは

「栽培品種のルーツと新たな品種改良」

 

コーヒーの生豆の輸入業者さんである

セラードコーヒー代表
山口カルロス彰男さんからのお話でした。

 

すべてを書くことはできないのですが、

 

 品種改良の後、実際に実をつけるまで

 3年かかるので、研究速度に限界があるという話や、

 温暖化対策で標高がそんなに高くなくても

 栽培できるように品種改良をしているというお話など

 

現場の最前線のお話を伺うことができました。

 

(字が汚くてすみません……)

 

 

途中、コーヒーブレイクをはさみまして

 

 

2本目は抽出にかかわるお話を。

コーヒー器具を製造・販売している

HARIOの商品開発の担当の方からの講義でした。

 

今では多くのバリスタやコーヒーショップが使っている

ドリッパー「V60」の誕生秘話などを、

実際は採用されなかった型を触らせてもらいながらの講義となりました。

 

 

質疑応答の際にはフロアから

ドリッパーのリブ高や長さや流線型についての質問が出るなど、
知的欲求、探索欲求がくすぐられる時間となりました。

 

その後の分科会では自分は

「コーヒー産業の危機・生産と需要のアンバランス」

のお話を聞きました。

 

コーヒーの生産は増産傾向にあるものの
需要拡大に追いついていないという

コーヒー産業のマクロな概況を聞いた後、

どのあたりに課題があるのかという話を伺いました。

 

聞いた3つのお話

どの分野においても日々道を極めている方のお話には
力がありました。

 

現場で美味しいコーヒーを淹れるということだけでなく

自分たちを取り巻く大きなコーヒー産業全体のことも

意識して1つ1つ選択していかなければならない。

 

コーヒーに関わる一人間として

自分には何ができるのかを考えさせられる契機となりました。


日本コーヒー文化学会は

個人でも入会できるようですので

もし、ご興味ある方はぜひ珈琲 Wite

 

 

 


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