みなさま
どうもこんばんは。
スタッフのいまだです
現在、クルミドコーヒーでは
ブログリレーをつないでおりまして…
先日、お店のBGMにまつわる
こんな記事を書きました。
少しでも反応があったら
続編を書こうと思っていたところ…
ありがたいことに何名かの方が
お声をかけてくださったので、
続編(夜のBGM)書こうと思います
◯
そもそも
BGMをどうするか。
いいBGMとはなにか。
この問いに対する回答は
お店の数だけ、そこではたらく人の数だけ
存在すると思うのですが、
BGMを聞くのは、
1人で好きな音楽を聞くという主体的鑑賞と異なり
受動的な鑑賞行為なので
自分は
「じゃましないけれど
耳をすませば聴き入ることのできる曲」
「空間になじむ音」
という基準で
音楽を選んでいます。
ただ、同時に「季節になじむ音」
というのも大事な要素な気がしていて
クリスマスという季節を考えると、
耳をすますと、日常から少し離れ、
違う空間、違う世界にいるような
感じにさせてくれる曲がいいのかなと
今時点では考えています。
いろんな意見あると思うのですが、
自分としては
あまりに浮足立ったクリスマスというのは
なじめないけれど、
やっぱりちょっぴり特別な季節で、
それを感じさせてくれるような曲を
織り交ぜております
(ぜひ、みなさまのご意見もお聞かせいただけたらと…)
では、どんな曲を織り交ぜているのか
具体的にいくつかご紹介させていただくと…
① " Christmas from a Golden Age"
ヘンデル「メサイア」ではじまり
「ホワイト・クリスマス」で終わる
クリスマスの定番曲を多く収めたアルバム。
豪華オペラ歌手の布陣が歌い上げる
クリスマスの曲たちに思わず聴き入ってしまいます。
(自分は歌いたくなってきます)
オペラの発声法ということで
抑揚がかなりきいているものの、
1925-50年に録音されたということもあり、
時折交じる音割れやノイズが
歌を絶妙に柔和してくれています。
まるでコーヒーに溶けるミルクのように。
(ちょっと言い過ぎ…)
② Doris Day "Christmas Album"
1950-60年代のアメリカ映画界において
女優としても歌手としても
明るさを放っていたドリス・デイが
1964年にリリースしたクリスマス曲満載のアルバム
クリスマスの明るい曲が
彼女の歌声を引き出し、
彼女の明るさが
曲が持つ魅力を照らし出しているようなアルバムで、
音が流れている空間にまで
光が差し込むような曲たちです
③ Paniyolo "Christmas Album"
現代のアーティストの演奏からもひとつ。
ギター奏者paniyoloさんのクリスマスアルバム。
音は現代に奏でられたものでありながら、
クリスマスの名曲たちが作られた頃は
こんな感じで純粋で素朴だったのかなと
想像するギターの爪弾きの音色たち。
耳馴染みのあるクリスマスの名曲たちと
装い新たに出会えたような嬉しさがあります。
あくまで
1人の時間を
誰かとのおしゃべりをじゃましないように
音楽をかけていますが、
ふとした瞬間
耳に入ってくる音を少し追いかけてみると
クリスマスのムードが漂ってくる。
そんな存在のBGMであれたら嬉しいなと。
クリスマスの
クルミドコーヒーでお待ちしています