みなさま
こんにちは。
スタッフの鈴木(ひ)です。
先日、店主・影山がシブヤ大学さん主催のイベントにて
“組織”をテーマに話をさせてもらう機会がありました。
僕も、お邪魔させてもらいました。
題して、
「シブヤ大学とクルミドコーヒーの組織論」
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シブヤ大学は、渋谷の街を丸ごとキャンパスに、
無料で開かれた学びの場を
いろんな場所で創られているNPOです。
今回は、影山と一緒に
シブヤ大学学長の左京さんが登壇されていました。
事前に行われた100人の参加募集に対して、
申し込み開始からなんと半日!で定員に迫る申し込みが。
<イベントページ>
https://www.facebook.com/events/403073027135788/
実際に参加されたのは60名程度でしたが、
質問コーナーとなると絶えることなく手が上がっていたのが印象的でした。
当日、話題になったのは下記のテーマたち。
・内と外の境界線(特に外からの参加をどう実現するか)
・そうは言っても成果志向の部分もある?
・スタッフの何を評価するか?(給料の決め方)
・リーダーの役割
・組織運営に関するこれまでで一番の困難
・マニュアル化することと、個性をいかすこと
・活動の時間軸をどんな単位で捉えているか
・組織はどこまで大きくなるか
・Plan-Do-Seeをどうやってまわしているか
・最近、チーム内で議論になった話題は?
・チーム内の情報共有のコストをどう考える?
・組織づくりに関しての原体験
・今回、これだけ反響があったことをどう考えるか
興味あるテーマは?と
会場に投げかけられることもあったのですが
中でも「リーダーの役割」についてと
「マニュアル化することと、個性をいかすこと」については
多くの人が関心をもっているようでした。
非常に濃い内容のイベントでしたが、
今回はその中で僕が印象に残った話題を一つ。
「捉え方によっては、失敗は存在しない」
僕、結構忘れ物が多いタイプなんです。
よりによって大事な日に、
大事なものを忘れて、
何度「失敗した~orz」と思ったことか。
組織でも同じように、
上手くいかなかったりすること、ありますよね。
想定していた参加者が集まらなかった
計画通りに物事が進捗しなかった
取り組みが赤字になってしまった・・・。
けれども、今回のイベントで話されていたのは、
捉え方によっては、「失敗」は存在しないということ。
上手くいっていない状態を
ついつい「マイナス」と捉えてしまいがちだけれど
それを「ゼロ(0)」と考えてはどうかと。
確かに、現状をマイナスと思ってしまうと
精神的なストレスも大きく
前向きなエネルギーは出にくいかもしれないなと思います。
でも、それをゼロと捉えることで
取るアクションがすべてプラスになって
前向きな気持ちで取り組める。
こうした物事の見方は
2つの団体に共通していたように感じました。
”大学”と“カフェ”、
”NPO”と“株式会社”など、
一見違うシブヤ大学とクルミドコーヒーですが、
根底にある考え方には、
似ている部分がたくさんあるのでした。
2時間、あっという間に感じるほど、
学ぶものの多い、素敵な会でした。
シブヤ大学さん、影山さんありがとうございました!
今日も良い一日をお過ごしください。
(ひろ