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Channel: クルミドコーヒーのブログ
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くるみプリンができるまで

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みなさま、おはようございます。

スタッフのおきいです口笛

 

世間は連休真っ只中ですね。

気温の差が激しくて、一昨日は毛布を出して

眠りました笑

いかがお過ごしでしょうか。

 

くるみプリン、

提供期間の半分が過ぎたところ。

プリンのために朝から並んでくださるお客さまもいて、

うれしい限りです。

いつも本当にありがとうございます。

 

わたしは長くお店にいるとはいえ、

オープン当初のくるみプリンは知らず、

7周年の復刻の際に初めて出会いました。

でもお店のレシピ帳にはずっとあるので

本を開くたびに目に入り

いや〜こんなに大変なものを

出していたんだな。

そんな印象でした。

(当時はクルミドティーの茶葉と

合わせていたようです)

 

以前のくるみプリンはこちら

(くるみプリングレートとして再登場になっているのか?)

 

それから月日は経ち、

自分がくるみプリンを作る日が来るなんて。

まずは、クルミドコーヒーらしいおやつって

なんだろう?

そこからのスタートでした。

 

今回は先輩からのレシピをというより、

最初は卵と牛乳とお砂糖とくるみを使った

王道のプリンを目指していました。

いろいろ色々試作してみましたが、

どうもうまくいきません。

くるみって火を入れると風味もなくなり、

えぐみが出てきてしまうのです。

くるみパフェのくるみアイスを開発する時にも

同じ経験をして、再確認したのでした。

(卵が入ると、必ず一定の温度まで上げることが必須となります)

 

そして今回たくさんの試作をした中でたどり着いたのは、

初期のくるみプリンと同じ

卵を使わないものでした。

くるみの香りやコクを残す作り方を

くるみアイスの経験からわかっていたので

基本のくるみプリンは比較的

すぐに出来上がりました。

それでももっと美味しいものをと、

試行錯誤の日々が続き、

社員のみんなにもたくさん試食をお願いしました。

 

 

国産の殻付きくるみをいーっぱい使うくるみプリン。

仕込みに入る前に、まずくるみの殻を割るところから。

(今回も大量のくるみ割りは、街の仲間とスタッフにお願いしました!)

仕込みがどれだけ大変でも

やっぱり美味しいものを作りたいし、

届けたい。

出来上がってみたら、

先輩が作ったレシピを超える手間の

ものでした笑

 

くるみって本当に地味で笑、

華やかとは言えないものだけど

とっても滋味深く、やさしいのです。

国産くるみの香りやコク、味わいを経験として知ることは

人生が豊かになるエッセンスのひとつに

なり得るのでは?と、

ここ数年は感じています。

勝手にそれを伝える使命感を持ちつつ、

今回のくるみプリンをお届けしています!

 

 

 

 

濃厚なくるみプリンの下には、

酸味のきいたアプリコットゼリーを。

これがあることで、

飽きずに最後まで食べることができます。

(店主かげやまのアイデア電球

実はくるみプリン部分はゼラチン(動物性)で、

アプリコットゼリーはアガー(植物性)で

固めています。

固さを変えて色々試してみたけれど、

この組み合わせが一番しっくりきました。

上に乗っているカリカリくるみも

もちろん国産。

少し餃子で言う「羽根」をつけて

カリカリの香ばしさもプラス。

 

カラメルソースもお付けしていますが、

まずはそのままのくるみプリンを味わって

いただきたいのです。

国産くるみの香りや味わいを堪能した後に、

カラメルソースをどうぞ。

 

どうしたらくるみの良いところを生かせるかの

経験の集大成とも言えるくるみプリン。

くるみをぎゅぎゅっと味わえるものに仕上がりました。

(ひとまず第二形態の完成)

 

5/8(水)まで、数量限定ご用意しています。

 

ぜひ、お楽しみくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 


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