みなさま、こんばんは。
スタッフのおきいです
最初のブログ
たくさんの方に読んでいただいきまして
本当にありがとうございました!
自分でもびっくりするくらい
反響があり、驚いています。
店頭でお声かけいただく機会も増え、
最後のご挨拶ができること、
幸せに思っています。
本当にありがとうございます。
(最終出勤日は6/30(日)の予定です)
①ではクルミドコーヒーに勤める以前と、
勤めた初期の頃のお話をさせていただきました。
②では自分の中の大きな仕事のひとつ、
クルミドモーニングについてご紹介します。
(写真多め!)
クルミドモーニング
(初期はこのスタイルで、のちにデザート付きで登場)
入社した2011年の秋に、
「Cafeから時代は創られる」の著者飯田美樹さんと
20世紀初頭に作られた
パリのカフェやビストロをまわる旅に
研修旅行として訪れたことから始まりました。
クルミドの朝モヤもこの体験から(パリの哲学カフェ)
カフェでブランチ
クルミドモーニング始まりの記事はこちら
このモーニング、2012年から2023年まで
(2018年だけお休み)
12年続けさせていただきました。
途中自分の体調不良もあり、
期間がどんどん短くなり、
ご迷惑をおかけしました。
始めた頃は本当に誰もきてもらえなくて笑、
寂しい日々を送っていました。
それでも続けていることで
たくさんの方に見つけてもらい、
長い行列ができるまでになりました。
モーニングの時間にお店を開けることで
西国分寺の街がもっと活気づいたらいいな
そんな願いもありながら
一番伝えたかったことは
「日常は美しい」
ということでした。
真夜中から仕事を始めていることもあり、
真っ暗な闇夜から
ゆっくりじんわり夜明けを迎える様子や
夏の早い朝特有の、やさしい光と影。
きらりと光る朝露をまとった朝顔。
わたしのいる世界って、こんなに美しいんだ!
改めて感じることができました。
クルミドコーヒーでの朝の時間は
とっても特別で、
そこにあるものをより輝かせてくれる何かが
あるように思います。
これを書いている今でも
その風景を思い出すと泣けてくるくらいに・・・
わたしたちが生きる世界で
それは日常に散りばめられていて
自分が気付けば、きっとすぐそこにある。
そういうことに気づける自分でありたいですし、
クルミドコーヒーを通して
それをお伝えしたかったのだと思います。
お客さまとの触れ合いも本当に楽しく、
モーニングを通して
わたしを知ってくださった方も
多いのではないでしょうか。
あるお客さまに
「おきいさんが朝早くから
頑張ってると思うと、わたしも頑張れる」
と言っていただき、
こんな自分でも
誰かの勇気になることが
できたと思えたこと、
宝物のように大切に憶えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして自分の中での大きな気づきも。
モーニングをやりながら、
かなり無理をして働いていました。
完璧主義なところもあり、
良い状態のものをお届けしたい、
きてくださった方にできるだけ提供したい
(完売しては申し訳ない)
そういう気持ちが先行して
自分とチームのみんなを
おろそかにしてしまいました。
どんどん自分に余裕がなくなり、
モーニングに関わってくれた
チームのみんなにも
感謝ができなくなり、
大きな溝ができてしまいました。
感謝ができなくなると
お互いの誤解や、
仕事のすれ違いも多くなります。
精神的にもかなりの負担をかけてしまった
出来事でした。
振り返ると
自分が本当の意味で人を信じて
仕事を任せられていなかったし、
やってもらった仕事を当たり前のように感じて
感謝ができていなかったことが
原因のひとつでした。
その当時のスタッフには大きな傷となって
残ってしまったこと、
今でも申し訳なく思っています。
また一からやり直す気持ちで自分が変わり、
時間や話し合いを重ねていくと
チームの信頼関係が少しずつ戻ってきたように
感じました。
本当に生き物のようですよね。
目に見えない小さなことの積み重ねで
今があり、
壊れる時は一瞬だということも
痛感しました。
その時に信じてくれた仲間のことは
一生忘れることはありません。
本当にありがとう。
けっこう赤裸々に書いてしまいました笑
働いていると、
いいことばかりではありませんね。
それでも生きていく。
それでいいんだと思います。
(つづく)
<大切なお知らせ>
詳細はまた後日になりますが、
最後のクルミドモーニングを開催しようと
思っています!
(字が大きいですね笑)
今回も完全予約制(クルミド百貨店より申込)で、
食数も限らせていただきます。
日程は
・6/23(日)、6/24(月)、6/25(火)
・9:00~2部制の予定
※その他未定の部分が多いので、
電話でのお問い合わせは
ご遠慮いただけますと幸いです。
もしご都合よろしければぜひ!