こんにちは。かげやまです。
昨晩(3/25)、
新型ウイルスに関連して
都知事の記者会見がありました。
海外渡航者の帰国や
(おそらく)先の三連休の緩みなどもあり
感染状況が新局面に入ったのかと思います。
「不要不急の外出自粛」
いっそのこと
「営業停止。
その間の収入/所得は補償する」と
言ってもらえれば
悩みもしないのですが
そうではない現況で
自らお店を閉じる判断をすることは
お店としての自死にも等しいものです。
また「人口比死亡者数」で見たときの
欧州とアジアの顕著な差には
政策対応の巧拙や
生活習慣・衛生環境の差だけでは
説明できない何かがあるようにも思い
数字の動き
慎重に見定めていきたいなと思っています。
今日、チームのみなで話し合いました。
●
-------
0(お店を閉める)でも
1(通常通りにお店をやる)でもない
その間の選択肢を、ぼくらは行きます。
【 →0.5~0.7へ 】
<お店としてやること>
・週末に予定していた
「朝モヤ」や「NYTimesを読む会」
「まちの音楽会」などのイベントは
中止(延期)します。
・席数を減らします。
たとえば、クルミドコーヒーでは
2割以上の席を減らし、席間を広く取れるようにし
「密接」を防ぎます。
・営業時間を短くします。
胡桃堂喫茶店はひとまず現状維持としますが
クルミドコーヒーは閉店時刻を2時間早め
10:30~20:30の営業とします。
(20:00ラストオーダー)
・またそうすることでスタッフの業務負荷を減らし
十分な休みを取れるようにすることで
免疫力を高めてもらう意図もあります。
・これまで、恥ずかしながら
特にピークタイムにおいては
お客さんをお待たせすることの心苦しさもあり
「店内消毒や換気」<「お通しすること」
となってしまっている局面がありました。
これを、はっきりと
「店内消毒や換気」>「お通しすること」
と、優先順位を明確にします。
・これらの結果、売上は通常運転時の
50~70%くらいになってしまうかと思いますが
それは覚悟しようと思います。
(それでこの先やっていけるのか
大いに不安ではありますが…)
<お客さんに呼びかけたいこと>
・入店時の、アルコール消毒を
いっそうお願いしたいです。
・感染リスクを下げるため
滞在時間を短め(1.5~2時間程度?)にするよう
おすすめします。
・席数を減らしたりする分
お待たせしてしまうことがあり得ることを
ご了承いただけますと幸いです。
ご理解いただけますと幸いです。
〇
としつつも
こんな状況で店頭に立つのはイヤという
スタッフもいるだろうと思いますので
そうした人は、躊躇なく、遠慮なく
その旨、伝えてもらうようお願いもしました。
(営業時間を短くすることは
こうした反応を受け止める
現実的な前提ともなります)
熱のある人、体調不良の人はすっぱり休む。
(「うつらない」より「うつさない」)
手洗い、うがい、アルコール消毒、換気の徹底は
これまで以上に。
●
お店を開けるということは
そこに向けて人々を誘引するということでもあり
そういう点で、上記のような方針に対して
「そうすべきでない」という意見も
おありになるだろうと思います。
ただ人が、自宅にひきこもっていることで
健康を保てるとは思えません。
屋外を散歩したりすることに加えて
適切な距離を保った
適切な環境において
人と交わることだって
「健康的に生きる」ことの一部ではないかと思うのです。
もっとも、状況は日々動いていきますし
ぼくらには知らされていない情報や現実だって
あるのかもしれません。
この先の展開によって
よりシビアな判断を
しなければならないことだって
あるかもしれないとは思っています。
(それは明日でさえあるかもしれない)
状況、注視しながら
自分たちのするべきことを
していこうと思います。