3月に入ってから暖かくなり、
少しずつ春を感じるようになってきましたね。
みなさまは、いかがお過ごしでしょうか?
さて、3/17(木)は「第8回お菓子とコーヒーの夜」を
開催いたします。
お菓子とコーヒーの夜とは、
コーヒーとお菓子が交互にお題を出して、
もう片方がそのお題に合うペアリングを用意するという形で行っていますが、
今回はお菓子がcall(お題)をお出しする番です!
\今回のお菓子はこちら/
月餅(げっぺい)
月餅とは、中国で生まれた中華菓子。
月の形を見立てて作られている事から
名前に「月」がついています。
中国では中秋節(ちゅうしゅうせつ)のお供え物として食べられたり、贈り物としてお世話になった人におくる風習があるようです。
日本ではあんこが入っていることが多いですが、
中国ではあんこの他に、ナッツやドライフルーツ、
お惣菜が入っているものなどいくつか種類があるようですよ!
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今回の月餅を作る上で、
「あんこを炊く」というのは、ぼくのサブテーマでした。
和菓子屋でいう「あんこ」は、命とも言える存在。
洋菓子屋から言えば「カスタードクリーム」と同格な存在とも言えるでしょうか。
あんこを作る経験の無いぼくが、
一流の和菓子屋さんが作るあんこのように
上手くいかないと思うのですが、
お菓子で初めてのことに挑戦する気持ちを、
あんこを炊くことで一から思い出したいと思いました。
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また、ぼくがお聞きしたいことは、
『みなさんの、あんことの思い出は何ですか』です。
きっと誰もが一度は口にしたことのある、小豆の味。
ぼくにとって、
お正月に家族揃って一緒に食べる「お汁粉」は、
実家にいた頃の思い出が蘇る一品です。
当時、そのお汁粉はお母さんが作ってくれたのですが、
振り返ってみるとお母さんが作ってくれたから、
美味しく感じたのかなぁ…なんて思います。
今回のお菓子を考える上で、
「安心する味、ほっとする味」ってなんだろう?
という疑問が浮かびました。
それはある意味で、
懐かしさや素朴さを感じるようなものなのかな…と。
もしかすると、日本人にとって「あんこ」というのは、
そういう存在に近い食べものではないか、と感じました。
もしみなさんにもそんな思い出の一品があれば、
ぼくにも、いつか教えてくださいね~!
今回は、月餅を食べたことがない初めての方でも、
食べやすい「ほっとするような味」をめざして作りたいと思います。
こし餡をベースとした
2種類の月餅をご用意する予定ですので、
想像を膨らませながらお越しいただければ幸いです。
今回お菓子リスが作る月餅に合わせたコーヒーを、
ただいまコーヒーリスが考え中…!
そちらの続報も、もう少々お待ちくださいね。
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第8回『お菓子とコーヒーの夜』
日時:2022年3月17日(木)17:00〜20:00(LO19:30)
メニュー:お菓子とコーヒーのセット のみ
(通常メニューでお出ししている、デカフェ、カフェオレもございます)
価格:1,500円
スタッフ:いのうえ、たかい、ひらかわ
※1つ1つ手作りで準備していることがあり、
提供までお時間をいただくことがあります。
またお菓子の提供数に限りがあることをご了承ください。
今回お出しする月餅には、小麦粉、卵、乳製品、くるみ、ごま、落花生を含む材料を使用しています。
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期ですので、
みなさまお身体ご自愛くださいね。
よろしければ、クルミドコーヒーでお待ちしております。