どうもこんにちは。かげやまです。
今日は少し、くるみのお話を。
クルミドコーヒーでは
殻付きのくるみをテーブルの上に置きまして
「ごじゆうにどうぞ」とおすすめしております。
このくるみは
長野県東御市(とうみし)の産。
同市は
日本最大のくるみ生産量を誇る
くるみの里です。
毎年秋になると
ぼくらスタッフも(ほぼ)総出で
収穫の応援に駆けつけます。
写真を撮ると
いつもどういうわけか
北村さんだけ、挙動が不審です。
秋の風物詩。
こどもたちも大活躍。
里の眺めも豊かで美しいです。
ぼくらは
年間350kgもの殻付きくるみを
この地から直接、仕入れさせていただいています。
●
そして今日、記事を投稿させていただきましたのは
ごめんなさい、少し説教くさくなるようで恐縮なのですが
テーブルの上のクルミ
もう少し大事に食べていただきたいなという
お願いからなのです。
実は特に昨年(2013年)は
東御市、そもそも裏年であったところに
遅霜や4月の大雪の影響も受け
くるみの収量が大幅に減少してしまったそうなのです。
その状況は
夏前に聞かせていただいていたもので
どうしたものか
ひょっとしたら今年は
十分な量を確保することができないかもしれないな
と覚悟を決めたりもしていたのですが
実は、現地のJAさん
こちらの状況を慮ってくださり
なんと他のルートへの卸量を調整してくださってまでして
クルミドコーヒー分、確保してくださったのです。
くるみの里おこしも
実はまだまだ道半ば。
現在の東御市のくるみの生産量は
ピーク時の10分の1くらいなのだそうです。
1970年代には、年間330トンくらいあった生産量が
今は30トンくらい。
(自家消費分を含む)
この間、台風にやられ、後継者不足にやられ
海外産のくるみにやられ…。
方や、世の健康志向・安全志向などもあり
国産のくるみ需要は増える一方で
日本一の生産地を以てしても
今現在、日本各地から寄せられる注文には
まったくもって応え切れていない状況とのこと。
2000年前後くらいからは
改めて「くるみの里」として
同地を盛り上げていこうと
生産増にも取り組んできているのですが
そこでの大きな課題が苗木の供給。
くるみ生産に取り組みたい
農家の方は増えているそうなのですが
苗木の供給が追いつかないと…。
スムースな生育と
品質の安定を図るため
同市では現在、接ぎ木をする形での
苗木づくりに取り組んでいるのですが
この「活着」が難所なのだそう。
台木(だいぎ))のオニグルミ/ヒメグルミと
穂木(ほぎ)のシナノグルミが
そう簡単には
くっついてくれないのだそうです。
2012年には1,800本くらいチャレンジし
400本くらいが活着(22%)。
しかし、2013年には手法を改善し
2,300本中1,400本の活着に成功(61%)。
光が見えてきました。
この試行錯誤に
先頭切って取り組んでこられているのが
元信州大学農学部教授にして
2013年まで、日本くるみ会議の会長を
務められていた、矢嶋征雄先生。
毎年秋
収穫のかたわら
お話、聞かせていただいています。
2006年頃
市内にあったくるみの木は
およそ4,500本ほどだったそうですが
前述のような地道な取り組みが少しずつ実を結び
それが現在は、7,000本ほどに。
目標の1万本まで
あと3,000本というところまできているそうです。
( 参考記事 )
実を収穫できるようになるまでに
5~10年ということですので
この本数増が、収量増につながってくるのも
もう間もなくのことでしょう。
こうした過程を経て
数多くの人々の関わり合いを経て
殻付きのくるみは
お店のテーブルに届いています。
「ごじゆうにどうぞ」と
おすすめしているもの
もちろん、ご存分に
お召し上がりいただけたらとは思うのですが
時折、割るだけ割って
中身が食べられないまま
放置されてしまっているようなくるみに出会うことがありますと
それはそれで、本当に悲しい気持ちになるわけでして…。
2013年産のくるみは
収量が少なかったことも影響してか
これまでと比してもコクがあり
本当においしくなっていると思います。
そもそもの東御市産のくるみの美味しさの秘密は
↓こちら↓から
『えええっ、このクルミ、殻が手で割れるの?』
是非、その味を
じっくり味わっていただけたなら。
産地の風景を、人々の努力を
少しだけでも想像していただきながら
召し上がっていただけたなら、と。
一粒一粒のくるみ
粗末にすることなく召し上がっていただけたなら
産地のみなさんのご苦労も
きっと報われると思います。
●
加えて…
そうして確保していただいた
殻付きくるみではあるのですが
実は、今年は例年以上に
消費のペースが早いこともあり
その在庫の底が
もう見えてきてしまっております。
この分ですと
8月中を賄えるかどうか…。
今年の秋の収穫分が店頭に届くのは
12月になってしまうものですから
その間
殻付きくるみなしでの営業になってしまうと
思われます。
対応策として
昨年は「殻付きヘーゼルナッツ」を
ご提供させていただきましたが
今年はどうしたものか。
(たいせつなくるみのお話)
また続報
投稿させていただくようにいたします。
長文、お付き合いくださいましてありがとうございました。
くるみを仕入れるばかりでなく
ぼくらがどう
産地の力になっていけるのか
ぼくらもぼくらなりに考え続けていこうと思います。
なにせ、くるみとは「これからくるみらい」。
またクルミドコーヒーでお会いしましょう
くるみ、食べ放題?
本日(6/27)より、夏メニューが始まります!
おはようございます。スタッフのきたむらです。
本日(6/27・金)より、クルミドコーヒーのメニューも
夏らしく装いあらたに。
少しずつ、ご紹介していきたいと思います。
まずは、クルミドケーキクリームから。
「クルミドケーキクリーム 夏のベリーズ」
ブルーベリーとブラックベリーが主役の一皿です。
2種類ともお店の近くで収穫した国分寺産。
夏も目前、これから旬を迎えようとしています。
ブルーベリーは「HIRANO ブルーベリーガーデン」さん、そしてブラックベリーは「中村農園」さん。
ブラックベリーは、まるごとごろっとジャムに。
酸味がキュッとあって、夏に食べると元気になりそうな味です。
フレッシュなブルーベリーもゴロゴロと。
ブラックベリーのジャムをまとってキラキラしてます。
大粒な、ぷりっとしたブルーベリー。新鮮な状態でいただけるのも産地が近いからこその特権です。
ベリーと合わせるのは、クリームチーズを合わせたシャンティクリーム。
チーズのコクがクリームと合わさり、さらにベリーも引き立ててくれます。
シンプルですが、季節を存分に楽しめるクルミドケーキクリームになりました。
ぜひぜひ、お試しいただけたらと思います。
それでは、今日もすてきな一日になりますように!!
7月の音の葉 公開練習(7/5・土) クラリネット×ピアノ
みなさん、どうもこんにちは!
まだまだ梅雨が続いておりますが、
そんな雨の中にも少しずつ夏の臭いが感じられて
いよいよ夏がやって来るんだなぁと
ワクワクしております、いまだです
さてさて、音の葉コンサート
7月も開催してまいります
クルミドコーヒーでの音の葉コンサートは、月3回
・公開練習
・ライブ本番
・音の葉の夕べ
と行っているのですが、
本日は、7月5日(土)、公開練習のご案内です。
*6月の公開練習のひとこま
■
7月は、クルミドコーヒーでは、およそ2年ぶりに
クラリネットの登場です
演奏してくださるのは、
ピアノ :吉國美紀さん
クラリネット:佐々木純子さん
お2人とも会ってまだ日が浅いみたいなのですが、
ジャズが得意ということもあり、早速、意気投合されているようです!
お2人のかけ合い、
1つ1つの音が生まれる過程
ぜひ、ご覧ください。
音の葉コンサートinクルミドコーヒー
7月の公開練習
- - - - - - -
日時: 7月5日(土) 9:00~10:00 (開場8:30)
この日は、国分寺野外音楽祭『T-SOUL』の一環として行われます!!
参加費:
おとな 2,000円
こども 1,000円 [中学生以下]
(ワンドリンク込み)
* お席を用意しないでいいちっちゃなキミは、タダでOK!
**音の葉コンサートでは、クラシックを肩肘張らない
もっと気軽で身近なものにしていけたらという思いから、
子育て中のお父さんやお母さんにも、
そしてこどもたちにも
生の音を聴いてもらいたいと考えています。
中には、急に泣きだす、動き出すという子もいるかもしれませんが
どうかご理解のほど、お願い申し上げます。
(演奏家の方々にもご了承いただいております)
----------------
プログラム(予定)
・クラリネットとピアノのためのソナタ 変ホ長調 作品167より 第1楽章
(サン=サーンス)
・デュオ・コンチェルタンテ
(ミヨー)
・ラプソディー 第1番
(ドビュッシー)
・「3つの前奏曲」より 第1番
(ガーシュイン)
・クラリネットとピアノのためのソナタ
(プーランク)15分
など
----------------
○●○
定員約21名様につき
店頭、または、メールかお電話にてご予約を承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(9:00~23:00までOK)演奏家プロフィール
ピアノ:吉國美紀(よしくに・みき)さん
宮崎県出身
東京音楽大学卒業 同大学大学院科目等履修生修了
第13回宮日音楽コンクール最優秀賞受賞
第16回シュガーホール新人演奏会オーディション合格 沖縄電力賞、優秀賞受賞
第19回ABC新人コンサート・オーディション合格
片野郁子、米良奈甫子、迫昭嘉、弘中孝、山口泉恵、舟越道郎の各氏に師事
クラリネット:佐々木純子(ささき・じゅんこ)さん
武蔵野音楽大学卒業
ミュージックメディアアーツ尚美コンセルヴァトアールディプロマ科修了
在学中日本クラリネット協会主催第5回クラリネットアンサンブルコンクール一般B部門第3位受賞、
同年国際クラリネットフェスティバルin東京にて受賞者演奏出演、武蔵野音楽大学岡山県新人演奏会出演
日本クラリネット協会主催第9回クラリネットアンサンブルコンクール一般A部門第2位受賞
現在クラリネット奏者としてオーケストラ、室内楽、吹奏楽等の演奏出演や、後進の指導を行っている。
東京音楽学院講師
お2人の本番のライブは、
7月27日(日)9:00~
開催いたします。
ライブの詳細は、公開練習を経て、
改めて、こちらのブログからご案内させていただきますね。
それではクルミドコーヒーにて
お待ちしております
天からの声 ~ファゴット 小武内茜:音の葉の夕べ(7/10)~
天からの声
というと、なんだかスピリチュアルな感じがしますが、
この、「天からの声」というのは、
実は、かのベートーヴェンが
ファゴットを形容したときに用いた言葉らしいのです。
それも、「聖なる」や「きれいな」ということに増して、
どうやってこんな音が出るのかわからない、
という「不可思議さ」に対して。
今回の音の葉の夕べでは、
そんな「不思議な音色」を奏でる楽器、
ファゴットの奏者、小武内茜さんをお迎えします。
■
ファゴットという楽器
長い管を二つ折りにした形状の木管楽器で、
オーケストラでは、低音域を支える、必須の存在。
更には、140cmほどの高さで、オケの中央部分に陣取り、
物理的にも存在感があるのですが、
知名度はそれほど高くありません
小武内さん自身も、
「地味な楽器なんですよ。」とおっしゃいます。
現在プロオケで活躍する奏者の人も
「自ら進んでファゴットを始めたわけではない」
という人が多いようです。
小武内さんも、
中学時代、吹奏楽部に入り、
サックスをやりたいなと思っていたところ
ある先輩が近づいてきて、
「ちょっと吹いてみてよ」と一言。
吹いてみると、
「わぁ、上手!! うん。ファゴットいいと思うよ!!」とベタ褒め!
結局、先生のすすめもあり、ファゴットを手にすることに…
その後の中学3年間は腑に落ちないまま、
ファゴットを演奏していたと言います。
ただ、高校でソロとしての演奏をはじめ、
そして同時に、オーケストラに参加することで、
次第にファゴットの魅力に気づいていったと、小武内さんは言います。
それは、ファゴットが放つ音色に加え、
オーケストラにおいて、
ファゴットが"欠かせない理由"が少しずつ、
わかってきたからかもしれないですと、
当時を振り返りながら教えてくれました。
現代に続くオーケストラの形の黎明であるバロック時代
既に、ファゴットはオーケストラの楽器編成に
組み込まれていました。
この時期から今まで、
変わらずにオーケストラの中に存在しているという事実が
ファゴットが欠かせないことを示す一番の証左かもしれません。
今回、演奏してくださる曲の中には、
めずらしいファゴットのソロの曲
(Willson Osborne "Rhapsody for Bassoon")
交響曲のファゴットのパート部分を弾いてくださる曲
(ベートーヴェン 交響曲 第7番)
もあります。
ファゴットとはなんぞや、というところから、
知られざるファゴットの魅力まで。
その音色を聞きながら、ご一緒に探ってみませんか。
音の葉の夕べ
~ファゴット:小武内茜さんをお迎えして~
日時: 2014年7月10日(木) 19:30~20:30
参加費: 2,000円(ワンドリンク込み)
*地域通貨ぶんじ、100ぶんじお使いいただけます。
定員: 15名
進行役:今田 順
お申込み: 店頭、または、メールかお電話にてご予約を承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(9:00~23:00までOK)
小武内茜さん
新潟県燕市出身
新潟県立新潟中央高等学校音楽科卒業、武蔵野音楽大学器楽学科卒業。
平成23年度武蔵野音楽大学卒業演奏会に出演。
2012年11月、ファゴット奏者マルコ・ポスティンゲル氏マスタークラス受講。
2013年3月小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクトⅡに参加。
サイトウ・キネン・フェスティバル・松本に参加。
ファゴットを西川高司、故山本茂夫、伊達博、岡崎耕治の各氏に、
室内楽を岡崎耕治、吉岡アカリの各氏に師事。
現在東京都・新潟県を中心に演奏活動を行う他、後進の指導にあたる。好きな曲
ボロディン/弦楽4重奏曲第2番
どんな気持ちの時でもこの曲を聞くと、田舎の田畑が思い浮かび心がスッと軽くなります。
ボロディンの日曜音楽家と言う面が、自由に、自然に、狙ってない音楽で見受けられます。
良い事があった時、ワクワクしてる時、悲しい時、余裕がない時、どんな場面でも寄り添ってくれます。
是非聞いてみてください。
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7/27(日)青葉輝く中で〜クラリネット×ピアノ:音の葉コンサート ライブ〜
夏の訪れの前に降りしきる雨。
「待つ」のは春だけだと思っていたのですが、
そろそろ夏が待ち遠しい、いまだです
さて、今日は7月27日(日)に開催します
音の葉コンサート ライブ のご案内です。
このころには、梅雨も抜け、
青葉も夏の光を受け、光り輝いている、はず
■
さて、今回のライブは、
ピアノ :吉國美紀さん
クラリネット:佐々木純子さん
をお迎えいたします。
今月5日(土)に本番に向けた公開練習がありました。
これまでの公開練習では、
本番のプログラムを通しで演奏し、
音を合わせる。つくる。
演奏家の方が多かったのですが、
今回の佐々木さんと吉國さんは、
ある1曲について、音合わせにとどまらず、
その曲の背景や、なぜ、この曲を自分たちが選んだのか
60分、じっくり聴かせてくれました。
その曲とは、
フランシス・プーランク「クラリネットとピアノのためのソナタ」
テンポは早く、クラリネットの音も鳴り響く場面がある曲なのですが、
ピアノの吉國さん、はじめて聴いたときに、
思わず泣いてしまった。と、そういいます。
軽快な音で始まったと思ったら
突然、無機質な音に場面は転換する。
ただ、その無機質な音にこそ、
プーランクの表現が込められているのではないかと、
最近になってわかるようになったんですと、
クラリネットの佐々木さんは語ります。
というように、お2人ともこの曲を語り出すと、
「あ、そういえば、このことも話そうと思ったんです…」
と止まらないのです
そんなお2人が演奏する、
フランシス・プーランクの「クラリネットとピアノのためのソナタ」
そして、プーランクが影響を受けた
サン=サーンス、ミヨー、ドビュッシーの楽曲も。
そしてそして、
お2人が好きなジャズから、
ユービー・ブレイクの "Memories of you"
も弾いてくださいます。
夏の朝、
ピアノとクラシックの旋律を
どうぞご一緒に
音の葉コンサートinクルミドコーヒー
7月のライブ
- - - - - - -
日時: 7月27日(日) 9:00~10:00 (開場8:30)
参加費:
おとな 2,000円
こども 1,000円 [中学生以下]
(ワンドリンク込み)
* お席を用意しないでいいちっちゃなキミは、タダでOK!
**音の葉コンサートでは、クラシックを肩肘張らない
もっと気軽で身近なものにしていけたらという思いから
子育て中のお父さんやお母さんにも、
そしてこどもたちにも
生の音を聴いてもらいたいと考えています。
中には、急に泣きだす、
動き出すという子もいるかもしれませんが
どうかご理解のほど、お願い申し上げます。
(演奏家の方々にもご了承いただいております)
──7月のプログラム──
・クラリネットとピアノのためのソナタ 変ホ長調 作品167より 第1楽章
(サン=サーンス)
・デュオ・コンチェルタンテ
(ミヨー)
・ラプソディー 第1番
(ドビュッシー)
・「3つの前奏曲」より 第1番
(ガーシュイン)
・クラリネットとピアノのためのソナタ
(プーランク)
・メモリーズ・オブ・ユー
(ユービー・ブレイク)
など
など。
本番当日、プログラムの内容に
変更がある場合もございます。ご了承ください。
○●○
定員約21名様につき
店頭、または、メールかお電話にてご予約を承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(9:00~23:00までOK)演奏家プロフィール
ピアノ:吉國美紀(よしくに・みき)さん
宮崎県出身
東京音楽大学卒業 同大学大学院科目等履修生修了
第13回宮日音楽コンクール最優秀賞受賞
第16回シュガーホール新人演奏会オーディション合格 沖縄電力賞、優秀賞受賞
第19回ABC新人コンサート・オーディション合格
片野郁子、米良奈甫子、迫昭嘉、弘中孝、山口泉恵、舟越道郎の各氏に師事
クラリネット:佐々木純子(ささき・じゅんこ)さん
武蔵野音楽大学卒業
ミュージックメディアアーツ尚美コンセルヴァトアールディプロマ科修了
在学中日本クラリネット協会主催第5回クラリネットアンサンブルコンクール一般B部門第3位受賞、
同年国際クラリネットフェスティバルin東京にて受賞者演奏出演、武蔵野音楽大学岡山県新人演奏会出演
日本クラリネット協会主催第9回クラリネットアンサンブルコンクール一般A部門第2位受賞
現在クラリネット奏者としてオーケストラ、室内楽、吹奏楽等の演奏出演や、後進の指導を行っている。
東京音楽学院講師
みなさまのお越しを楽しみにしております。
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~クルミドコーヒーの夏のお飲物~
こんばんは。こんにちは。スタッフのきたむらです。
は!気づいたら7月!
あっという間に夏はすぐそこです
じめじめの毎日ですが、クルミドコーヒーでは夏の間冷たいお飲物が豊富になる季節でもあります!
そのひとつ。
毎年夏にだけお出ししている「水出しアイスティー」のご紹介を。
「水出しアイスティー ダージリン×桃」
オーガニックダージリンの茶葉をたっぷりと使って水だけで抽出。
その後にフレッシュな桃を紅茶の中にたっぷり入れたら、エキスがでるまでじっくりと漬けて出来上がり。
ダージリンの爽やかな香りを楽しみながら、ひとくち。目をつむればそこには桃がいます!
とっても単純なつくり方ですが、時間が作り出すなんとも贅沢な飲み物です。
お出しする際には実際に漬け込みに使っていた桃をグラスの中に入れてご提供しています。
(もちろん召し上がれますが、エキスはもう紅茶の方にうつっているので味はぼんやりとしています。試しにかじってみるのも楽しいですよ。)
暑い日に爽やかさ満点の水出しアイスティー。
ぜひ、お試しください!
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2014年夏、 クルミドモーニング始まります!
みなさま、こんにちは。
久しぶりの登場、トマト王子に押され気味のおっきーです!
パンを焼いているおきいさんは
この時期、パンのことで頭がいっぱいなので、
一歩引いた目線から、わたくしおっきーがレポートいたします。
感動のフィナーレを迎えたあの夏から、
また季節がめぐってきましたね。
2014年夏も、おきいさんの手がパンになる瞬間を見届けたいと
思います!クルミドモーニング
・7月14日(月)から8月末 8:30~10:30(平日のみ)
・7月21日(祝) 8:30~10:30モーニング営業します!
・8月30日(土)31日(日) 8:00~10:30モーニング営業します!メニュー
・モーニングセット 890円 お子様590円
(ちいさな山型食パン、森のサラダ、下記のお飲み物)
・朝の珈琲(おかわり自由) 500円
・朝の紅茶(ティーポット) 500円
・ジュース(みかん、りんご) 500円 お子様300円
7月のbook cafe kurumed coffee ?(7/24・木)
みなさん こんにちは!
いまだです
アイスティー、梅サイダー、モーニング、かき氷
いよいよ夏に向けての準備が整ってきました
そして、今月もやります!
定休日を利用し、月に1度開店するお店
Book cafe KURUMED COFFEE ?
今月は、7月24日(木)19:30~21:30で開店いたします!
その時間内、
20:00~21:00では、
「本を肴に語る会」という会もやっております。
こちらは、毎回、とあるテーマを受けて、
本とエピソードをお持ちいただき、
語り合うといった会なのですが、
今回のテーマは、
じゃがじゃんっ!!
『「夏休み、この1冊!」~あなたのアツ~い1冊お持ちください~』
ひと夏の思い出と、あの1冊
読書感想文に苦戦したあの本
今年の旅行に持って行こうとしているこの本
読んでてついつい熱くなる本!
厚い本・・・
など、あなたのアツ~い1冊をお持ちください!!
* この会は、座って人の話を聴くだけでもOK!
特別なことは何も設けず、
ひとまずは、「聴き合う」ということだけをルールに
やっております
** この会の関係で
静寂の中、本を読める環境というわけではないこと
事前にご了承ください。
ぜひ、会話をBGMにしていただけたらと思います!
***この会を一緒につくってくれている
西国図書室さんの登録会も行っていますので、
参加されたい方は、ぜひ、どうぞ!
それでは、店内は涼しいクルミドコーヒーで
みなさまのお越しを
お待ちしております
今年もかき氷、やります!7月18日(金)より!
こんばんは。そしてこんにちは。
スタッフのきたむらです。
お知らせ続きで恐縮ですが…。
お、お待たせしました~~!!(あ、待ってなかったら恥ずかしい)
今週の金曜、7月18日よりクルミドコーヒーのかき氷、ご提供スタートです。
今年はなんだか暑くなるのが早いせいか、6月頃からかき氷まだないの?とお声をよく頂きました。
そうです、暑くて暑くてもう口はかき氷を食べたい口に出来上がっています。
さて。今年も2種類のかき氷をご用意しております。
お店の看板でもある水出し珈琲を贅沢に使ったかき氷「水出し珈琲」。
そして、夏に旬を迎える「プラムと桃」を主役にしたかき氷。
去年お出ししていたものと同様の種類ですが、もっと美味しくできないかなぁと、
あーだこーだ準備している次第でございます!!
手動のかき氷器、「スワン号」とともに今年もたくさんのかき氷を召し上がって頂けたらなぁと思います。
ね、スワンちゃん。
今年のかき氷についてのお話はまた今度。
今日はひとまず、お日にちのお知らせとさせて頂きます。
~~クルミドコーヒーーのかき氷
7月18日から8月31日まで~~
※毎週木曜日は定休を頂いております。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております
土日は混んでて、入れない店?
どうもこんにちは。
店主の影山です。
今日はとても大事なご連絡をさせていただきます。
しばしお付き合いをいただけましたら幸いです。
3月29日(土)から
お店でひとつの試行をはじめます。
それは、どう書いても
どうしても言い訳のようになってしまうので
端的に申しますと「2時間制」のようなもの。
時季的なものもあると思いますし
この状況がずっと続くという保証は
どこにもないわけなのですが
いま、土・日・祝の休日は
とても多くの方にご来店いただいています。
結果、ときには10組待ち…となったり
結果、お返ししてしまうことが続いてしまったり…。
ご来店いただいた方に
店内でいい時間を過ごしていただけるよう
お店としてベストを尽くそうと
考える一方で
こうして店内にご案内できないまま
お返ししてしまっている方々へは
ぼくらは、なんの手立ても講じなくていいのか…。
何度も何度も
このことをスタッフ間で話し合った結果
下記のようなこと
試してみようということになりました。
1)
まずこれは
土・日・祝の「休日」に限ったことです。
(平日は、相変わらず
空いている日もけっこうあるのです)
2)
休日でも
空いている日
空いている時間帯はありまして
そうした場合は
従来通り、どれだけ長く居ていただいても構いません。
3)
休日にお越しいただいた方を
お席へとご案内する際
「誠に申し訳ありませんが
店内混み合ってきた場合
2時間ほどで、次の方に席をお譲りいただきたく
お声がけさせていただく場合がございます」
とお声をかけさせていただきます。
4)
実際に混み合ってきて
お待ちのお客さまが出てきた場合
様子を見て、お声がけさせていただきます。
「カフェとは自由な場であり
なんの目的もなく行っていいし
なんの目的もなく
どれだけ居続けてもいい」
そういう思いで
これまでクルミドコーヒーをやってきましたし
そういう場だからこそ起こる
いろんな素敵な出来事に
救われることがたくさんありましたし
これからもそういう場を提供し続けていきたいという思い自体は
変わることはありません。
ですので今回
このような対応をすることに関しては
とても悩みましたし
いまもスッキリしているわけではありません。
実際、上記のようなお声がけをすることは
スタッフにとっても
かなりのストレスです。
中には、思いがけない返答をされて
傷つく経験をすることにならないとも限りません。
でも、それでも
お越しくださった方々を
次々と返し続けなければならないストレスよりはいいと
チームのみんなはいうのです。
悩ましい問題です。。
ただ、希望があるとすれば
世の中、お互いが少しばかりの
ゆずり合いの気持ちを持つことで
スムースにまわるようになる事柄も
たくさんあるということ。
今、座っているあなたが
次の方に席をゆずってくださるということは
あなたが待つ側になったとき
前の方が席を譲ってくれるということかもしれない…。
そこに希望を託して…。
どうかご理解をいただけましたら幸いです。
そして、これはこの流れで
お話するようなことではないのかもしれませんが
これから、2つ目のお店をつくること
本気で考えていこうと思います。
西国分寺に。
そうは言っても、しょせんカフェ。
経営的、資金繰り的には
とても潤沢とは言えないような状況ですが
でもそれでも、挑戦できないわけでもない
状況があるのなら。
改めまして
お店をお訪ねくださるお一人おひとりに
心からの御礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。
クルミドコーヒーのかき氷、始まりました。
こんばんは。そしてこんにちは。
スタッフのきたむらです。
本日より、クルミドコーヒーのかき氷はじまりました~
雨ですけど、雷なってましたけど、
夏がきました
やっぱり。かき氷がないと夏が始まった感じがしません。
今日は、クルミドコーヒーの2種類のかき氷のご紹介、させて頂きます。
まずは、こちらから。
「水だし珈琲」
水だし珈琲、が主役のかき氷です。
お店の看板でもある水だし珈琲のみを使って、ほろ苦い、大人なかき氷になりました。
表面にかけているのは珈琲シロップ。
浅煎りの珈琲を使っているので、ほろ苦いけど香ばしい珈琲のシロップ。
珈琲シロップのすぐ下には、自家製の練乳を。
甘過ぎない、爽やかなミルク感のある練乳が珈琲とあいまって至福のときです。
食べ進めると・・・珈琲ゼリーとミルクアイスの登場。
珈琲ゼリーはシロップとは逆に深煎りの苦みがしっかりしたものを使い、もっちりとした食感も楽しめるかなり自分好みによせたゼリーです笑。
珈琲の色んな表情を楽しみながら一杯のかき氷を召し上がっていただきたいという思いでお作りしました。
さて、こちらもご紹介します。
「プラムともも」
甘酸っぱーいプラムのシロップが一番上にかかっています。
プラムと言えば、そう、この味。
プラムが口のなかに広がれば夏の到来です!
プラムシロップのすぐ下には自家製の練乳をかけているので、
プラムとミルクの味が合わさるとまた違った美味しさが!
あれ、桃はどこにいるの?とちらりと思ったころに桃が顔を見せてくれます。
桃はつるんと、果肉ごとゼリー寄せに。
桃のジューシー感は桃にしかだせない美味しさです。
そして最後、器の底には自家製の生姜のシロップが忍ばせてあります。
スパイシーな生姜シロップがちょっと意外な組み合わせですが、ぜひお試しいただきたい!
ピリッと生姜が引き締めてくれます。
なんといっても、プラムと、ももが好きだから。
今年もプラムともものかき氷をお作りしています。
価格はそれぞれ、
・「水だし珈琲」950円 (小さなキミへ600円)
・「プラムともも」 890円(小さなキミへ540円)
上記でご用意しております。
期間は
7月18日~8月31日まで。
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夏だけの、とっておきのかき氷です。
みなさまに、今年も夏を楽しんで頂きたい。夏の楽しさをみなさまと一緒に味わいたい。
そんな気持ちでおります。
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それでは、長々とお付き合いいただきありがとうございました!
また明日も、クルミドコーヒーで、お待ちしております
PR: 9の日はQUICPayの日!キャンペーン実施中!
【第23回】あつまれ!クルミドコーヒーの開店準備
おかげさまでこの回は定員に達しました。
数多くのお申し込み、誠にありがとうございましたm(_ _)m
こんばんは!スタッフのもりです。
今日も暑かったですね。
お店では先週からモーニングとかき氷が始まりました。
そして子どもたちは待ちに待った夏休み
いいないいな。
わが子たちは、さっさと宿題のドリルをやっつけるために毎日頑張っています。
家のお手伝いも文句を言いつつもしっかりこなしてくれています。お~素晴らしい!
…ってまだ4日目ですけどね
もうちょっとこのがんばりが続いたら、一緒にモーニングとかき氷を食べに来ようかな
ギリギリのお知らせで申し訳ありません。
今月のあつまれ!のご案内です。
涼しい朝のうちに体を動かして、楽しい一日にしましょう
【第22回】 あつまれ!クルミドコーヒーの開店準備
【日程】
7月26日(土)
【時間】
9:00 クルミドコーヒー集合
9:15 開店準備開始
10:40 解散*
*10:30の開店の様子を見届けてもらってからの解散になります。
どなたか保護者の方にお店までお迎えに来ていただけますよう
お願いいたします。
【仕事内容】
・おそうじ(お店の中と外)
・テーブルセッティング
・キッチン内の見学
・その他
【定員】
3~5人
【対象】
小学生以上の小さなキミ
【要件】
小さなキミ自身が、やりたい!と手を挙げてくれること。
前回、参加してくれたキミももちろん大歓迎!
【参加費】
なし
必要な持ち物等は特にありません。
やる気・元気・パワーをいっぱいにしてきてください♪
ご予約は、店頭もしくはお電話にて。
042-401-0321
(9:00~23:00までOK)
お待ちしております
PR: 広げよう「食育の環(わ)」!-政府広報
【7月の予定、追記しました。】クルミドの夕べ、6~7月の予定。
[ 2014.7.22 追記 ]
*7月28日(月)のクルミドの夕べの予定
追記させていただきました。
ページ下部、ご確認くださいませ。
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どうもこんにちは。かげやまです。
今月も、クルミドの夕べのお時間が
やってまいりました。
クルミドの夕べ とは、
クルミドコーヒーの店主である私、かげやまが
毎回、お茶をしながらヨモヤマにお話させていただくという
まったく誰にも期待されていない、、と思っていたものの
少しは期待されていることが分かって
ちょっとうれしい気持ちで続けてきた
不思議な話会のことです。
ときどき月曜夜に開催させていただいております。
先月、ついに100回目の実施
迎えることができました。
(ご参加くださったみなさま、ありがとうございました)
これからも、月1回くらいのペースで
ゆっくり続けていこうと思いますので
どうかお気軽に遊びにいらしてくださいね。
6月23日(月)
『美の基準』について
この国に
【美】を正面から採り上げた
条例があるなんてこと
みなさん、ご存知でしたか?
神奈川県真鶴町の「まちづくり条例」。
その第10条に
8項からなる(美の原則)が明記されています。
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町は、まちづくりの計画に基づいて、自然環境、
生活環境及び歴史的文化的環境を守り、
かつ発展させるために、
次の各号に掲げる美の原則に配慮するものとし、
その基準については規則で定める。
そして、「場所」「各づけ」「尺度」「調和」
「材料」「装飾と芸術」「コミュニティ」「眺め」
さらにそこから、69のキーワードが抽出され
『美の基準』としてまとめられています。
( 美の町 真鶴 )
いや、説明の順番が逆かもしれませんね。
基準やキーワードが先にあって
そこから町の風景がつくられていっているわけではなく
何百年、何千年と続く人々の暮らしが先にあって
そこから守り、つなげていくべき大事な要素を
『美の基準』として言語化したというべきなのでしょう。
”夜光虫”
月夜の海の夜光虫、贅沢な物は何も持っていなかったけれど
海の宝石は天の至福
とか、ぶっ飛んでます(笑)
こちら から、実物をダウンロードすることもできます。
施行はもう20年も前のこと。
きっかけは
リゾートマンションの
開発ラッシュに対抗するため
ということだったそうなのですが
そこにとどまらない意義や問題提起を
この条例は秘めているように思います。
ひと筋縄ではいかない論点も含めて、ですね。
そして、本当に幸運なことに
クルミド出版を通じたご縁の中から
同地を訪ね、まちなみを歩き
「美の基準」について
お話を聞くチャンスを
この度、いただくことができたのです。
クルミド出版×Bonamiと歩く真鶴
Bonamiの三木さん、杉山さん
本当にありがとうございました。
今回のクルミドの夕べでは
この町歩きに参加して
自分なりに感じたこと、考えたこと
お話させていただこうと思います。
7月28日(月)
遠野に行ってきました。
7月19日~21日の2泊3日
働き方研究家(それ以上)の西村佳哲さんからのお誘いで
岩手県遠野市に行ってまいりました。
15人ほどのメンバーで。
(中には、奈良の「くるみの木」の石村由起子さんも!)
会場は、クイーンズメドウ・カントリーハウス(QMCH)。
ここは、西村さんの本
『ひとの居場所をつくる
~ランドスケープ・デザイナー 田瀬理夫さんの話をつうじて~』
(Amazonのページ)
で紹介されている素敵な場所。
馬がいて、きれいな水と森と田んぼと畑と牧草地に囲まれて。
近くには、馬を神様とした神社があって(駒形神社)。
壊滅的に疲弊した中山間地域を
エコロジカルで豊かな山里として再生する
プロジェクトの現場です。
自然の中を歩き
15人のメンバーで対話を繰り返し
ときには、馬にも乗らせてもらい
いろんなことを考えました。
↑「いい気になってる」の図
自然とともにある暮らしのこと
都会と地方の関係のこと
これからの経済・生業のこと
時間・空間の大きな視座の中で
「いま、ここ」を捉えること、など。
のんびりお話させていただこうと思います。
よろしければ是非!
●
時間は 19:30~21:30。参加費無料です。
(お飲み物を1杯、ご注文いただけましたらと)
ただ現在、事前予約制とさせていただいております。
各回、定員15名さままで…。
ただその分、直前に来ていただいても
ちゃんとお席、確保させていただくことできますし
注文も、お食事、おやつメニュー
お好きなもの、ご注文いただけますので。
*ただ、お飲み物に関しましては、
メニュー数、しぼらせていただいておりますこと
どうかご了承ください。
参加してみたい!という方
どなたさまでも、店頭でお声がけいただくか
お気軽に、042-401-0321 までお電話を。
(9:00~23:00までOK)
みなさまのお越し、お待ちしております
天からの声 ~ファゴット 小武内茜:音の葉の夕べ(7/10)~
天からの声
というと、なんだかスピリチュアルな感じがしますが、
この、「天からの声」というのは、
実は、かのベートーヴェンが
ファゴットを形容したときに用いた言葉らしいのです。
それも、「聖なる」や「きれいな」ということに増して、
どうやってこんな音が出るのかわからない、
という「不可思議さ」に対して。
今回の音の葉の夕べでは、
そんな「不思議な音色」を奏でる楽器、
ファゴットの奏者、小武内茜さんをお迎えします。
■
ファゴットという楽器
長い管を二つ折りにした形状の木管楽器で、
オーケストラでは、低音域を支える、必須の存在。
更には、140cmほどの高さで、オケの中央部分に陣取り、
物理的にも存在感があるのですが、
知名度はそれほど高くありません
小武内さん自身も、
「地味な楽器なんですよ。」とおっしゃいます。
現在プロオケで活躍する奏者の人も
「自ら進んでファゴットを始めたわけではない」
という人が多いようです。
小武内さんも、
中学時代、吹奏楽部に入り、
サックスをやりたいなと思っていたところ
ある先輩が近づいてきて、
「ちょっと吹いてみてよ」と一言。
吹いてみると、
「わぁ、上手!! うん。ファゴットいいと思うよ!!」とベタ褒め!
結局、先生のすすめもあり、ファゴットを手にすることに…
その後の中学3年間は腑に落ちないまま、
ファゴットを演奏していたと言います。
ただ、高校でソロとしての演奏をはじめ、
そして同時に、オーケストラに参加することで、
次第にファゴットの魅力に気づいていったと、小武内さんは言います。
それは、ファゴットが放つ音色に加え、
オーケストラにおいて、
ファゴットが"欠かせない理由"が少しずつ、
わかってきたからかもしれないですと、
当時を振り返りながら教えてくれました。
現代に続くオーケストラの形の黎明であるバロック時代
既に、ファゴットはオーケストラの楽器編成に
組み込まれていました。
この時期から今まで、
変わらずにオーケストラの中に存在しているという事実が
ファゴットが欠かせないことを示す一番の証左かもしれません。
今回、演奏してくださる曲の中には、
めずらしいファゴットのソロの曲
(Willson Osborne "Rhapsody for Bassoon")
交響曲のファゴットのパート部分を弾いてくださる曲
(ベートーヴェン 交響曲 第7番)
もあります。
ファゴットとはなんぞや、というところから、
知られざるファゴットの魅力まで。
その音色を聞きながら、ご一緒に探ってみませんか。
音の葉の夕べ
~ファゴット:小武内茜さんをお迎えして~
日時: 2014年7月10日(木) 19:30~20:30
参加費: 2,000円(ワンドリンク込み)
*地域通貨ぶんじ、100ぶんじお使いいただけます。
定員: 15名
進行役:今田 順
お申込み: 店頭、または、メールかお電話にてご予約を承ります。
info[at]kurumed.jp / 042-401-0321(9:00~23:00までOK)
小武内茜さん
新潟県燕市出身
新潟県立新潟中央高等学校音楽科卒業、武蔵野音楽大学器楽学科卒業。
平成23年度武蔵野音楽大学卒業演奏会に出演。
2012年11月、ファゴット奏者マルコ・ポスティンゲル氏マスタークラス受講。
2013年3月小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクトⅡに参加。
サイトウ・キネン・フェスティバル・松本に参加。
ファゴットを西川高司、故山本茂夫、伊達博、岡崎耕治の各氏に、
室内楽を岡崎耕治、吉岡アカリの各氏に師事。
現在東京都・新潟県を中心に演奏活動を行う他、後進の指導にあたる。好きな曲
ボロディン/弦楽4重奏曲第2番
どんな気持ちの時でもこの曲を聞くと、田舎の田畑が思い浮かび心がスッと軽くなります。
ボロディンの日曜音楽家と言う面が、自由に、自然に、狙ってない音楽で見受けられます。
良い事があった時、ワクワクしてる時、悲しい時、余裕がない時、どんな場面でも寄り添ってくれます。
是非聞いてみてください。